いろいろおもいついたこと。

気になることのメモとか雑記。ジャンルばらばら。

今さら『Find You Soul』について思うこと。

※めっちゃ個人的見解のオンパレード。

 

『Find You Soul』は「I got a boy」活動期に中国のゲーム主題歌として起用されたあと、韓国語にリメイクして4集「Mr. Mr.」の最後の一曲「Soul」として収録された。

元が中国語だと思えないほど韓国語の出来が良すぎで、アルバム解説で極地的に話題になったんだけど、これ、多分、韓国語で歌われる前提で作られたよね~~。

私は常々「言語を構成する(音の)トーン」が語学には重要だと思ってるわけだけど、この「Find You Soul」と「Soul」には改めて納得。

Geeのイル版と本国版を聴き比べでもいいんだけど、イルコンの時のMCが一目瞭然で、日本語喋る時は声高くて、韓国語だと声めっちゃ低くなるよね。

思うに、韓国語(英語)→中国語→日本語の順にハイトーンになる。

それで、この「Soul」を評価すると、ぶっちゃけ韓国版の方がしっくりくる。

韓国語の持つ強い語感=歯切れの良いアクセントがビートと合ってると言えばそれまでなんだけど、なんつうか、キー自体が合ってるからじゃない?って。

中国語はマイルドな言語だからかちょっとうわずって聞こえてしまうので(これが日本語になるとアニ声で歌うしかなくなる)、中国語で仮歌を入れてたとすればキーを半音下げても良かったのかなと。

それをしなかったってことは、時期的に見てもアガボから漏れたちょうど良い曲があったからかなと邪推できなくもない。このあと結局アルバムに収録されるわけだし。ミスタミスタは早いうちから楽曲制作してたみたいだし。

だからオリジナルは韓国語で制作されたのかなって。(当たり前だけど。)

それか、これは訳してて気付いたことだけど、この歌詞は英語で理解した方が断然早い(コレ見ずに英語字幕ついてる動画見た方がいいくらい笑)。それほど言語感覚が英語なので、英語で作ったのを色々焼き直したのかなとも微妙に思った。サウンドリエーターがよってたかって作り上げた一曲って感じだし。

なんにせよ、韓国版の方が曲としてはさすがの仕上がりで。

ただね、「Mr. Mr.」のトリを飾る一曲としては中国版の歌詞の方が合ってる。

「心拍数を最大にする」「忘れていた情熱を取り戻す」「私があなたを蘇らせる」などなど、ミスタミスタの「人工呼吸器」のイメージとピッタリ合うよね~。これが最後の一曲とか痺れるよね~。

そういう意味では、韓国版の歌詞はいまいちパンチが足りない気がする。

 

なので、言語の情報量があれど、中国版の歌詞とっても良いと思う!!

ギアが上がる感じ!とても良い!DAMに入れてくれ!